高橋秀明(44)
前・埼玉県知事特別秘書
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Q1.
さいたま市を、どんなまちにしたいとお考えでしょうか。また、それを実現するためにどのような方法をお考えでしょうか。(150字以内) |
いろいろな人がいながら、すべての人があたりまえに暮らしていけるまちにしたいと思います。大量消費社会の反省に立ち、生活者の立場で、一人一人が少しずつ我慢しながらみんなの良いまちをつくり、環境をつくり、快適な都市を築きます。また、埼玉都民ではなく、さいたま市民として誇りの持てるまちにし、埼玉のステータスを高めます。
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Q2.
政令指定都市を目指すことについて、どうお考えでしょうか。また、その場合に 「区」の在り方をどうお考えでしょうか。(100字以内)
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合併を生かすには、膨大な権限が移譲される政令指定都市への移行は欠かせません。きめ細かなサービスを提供するため、区に権限移譲を行い、市の中で分権をします。区長は内部登用のみならず、公募公選によって広く人材を求めます。
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Q3.
新市の運営にあたり、「市民参加」の在り方をどう考えでしょうか。また、市民 参加を進めるために、どのような方策をお考えでしょうか。(100字以内)
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政策決定過程を含むあらゆる段階で市民参加を実現します。審議会委員は公募し、地区評議員制度を設けます。双方向のインターネットを活用し、市民と直接的な意見交換を行います。重要な施策については住民投票制度を導入します。
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Q4.a
医療と福祉について、基本的な方針と、具体的な方法をお聞かせください。 (各100字以内) |
市内各地域での医療福祉体制を確立し、安心できる医療福祉の充実に努めます。一人暮らしの方のために、小学校区単位にグループホームを設置し、いわゆる託老所も作ります。駅前保育と小児専門病院(部門)の充実を図ります。
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Q4.b
教育について、基本的な方針と、具体的な方法をお聞かせください。 (各100字以内) |
地域の人を交えた学校運営協議会を設置します。不登校の子どもたちに対するケアカンファレンスを充実し、複線的教育、生き方に対応します。学区の弾力化と教職員への民間登用、少人数制、教科担任制、習熟度別をすすめます。
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Q4.c
産業と雇用、商業などについて、基本的な方針と、具体的な方法をお聞かせください。 (各100字以内) |
モノではなく医療・介護・福祉、情報通信、アミューズメント等のサービスにお金を使う時代。サービスを生産し供給するのは市民。モノではなくソフト重視。市民による生活文化産業を育成します。
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Q4.d
交通政策について、基本的な方針と、具体的な方法をお聞かせください。 (各100字以内) |
地域産業のハイテク化を推進し、新しい事業機会の開拓を目的とした投資研究開発を支援します。雇用不安を解消するために、得意技が活かせる職場の開発や斡旋、需給のミスマッチ解消のための調整を行います。
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Q4.e
環境政策について、基本的な方針と、具体的な方法をお聞かせください。 (各100字以内) |
資源を浪費しない緑豊かな社会の実現を目指し、シンプルライフ、風力発電等のクリーンエネルギー、ビオトープに対する助成制度を設けます。廃棄物処理、リサイクルの徹底を図り、資源循環型の社会を実現します。
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Q4.f
文化、スポーツ政策について、基本的な方針と、具体的な方法をお聞かせください。 (各100字以内) |
草の根交流として、祭りや郷土芸能を核とするふるさと村、県立劇場周辺の芸術村、国際イベントを行う国際村をつくります。地域スポーツクラブを育成し、身近なスペースとして学校開放を行います。NPOの行政参加をすすめます。
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Q4.g
都市計画について 、基本的な方針と、具体的な方法をお聞かせください。 (各100字以内) |
ユニバーサルデザインを基本としたまちづくり条例を制定します。建物の色、形などを規制する景観条例によりまちの統一を図ります。生活地域については看板規制条例を設けます。開発地域を規制し、徹底的に自然保護を行います。
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Q5.
以上の質問とは別に、独自の政策等がございましたらお聞かせください。 (200字以内) |
文化に立脚した、個性ある経済性に優れた自治行政を行うため、トップマネージメント機能を強化します。市の経営方針を決定する「経営戦略会議」と企業の執行役員に当たる「シティー・マネジャー」制度を設け、権限と責任の明確化、市政のスピードアップを図ります。来年のワールドカップ・サッカー大会は、市民とともに盛り上げていきます。
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